という記事を読みました。
picture要素は、レスポンシブウェブデザインの難点である、高解像度画像が非力なスマホや低速な3G回線においてもダウンロードされてしまう問題、ひいてはスマホでのウェブ閲覧がひどくもたつくという我々が日々苦しめられている問題を解決するために提唱された新たなHTML要素です。
pictureはimageをラップする形で記述されるため、pictureタグを知らないレガシブラウザにおいて、互換性やアクセシビリティの問題は起こりません。
pictureタグ対応ブラウザエンジンは、そこに記述された情報をもとに、ブラウザエンジンに設定されたクライテリアを用いて、最適な画像ファイルを選択してリクエストします。
早いブラウザで今年末に実装の見通しで、主要ブラウザすべてが近いうちに実装する意向を示しています。
pictuteタグは、Web標準化団体が考え出したものではなく、現場のWeb開発者たちの熱い要望と、標準化への熱心な努力、そしてクラウドファンディングによる実装プログラミングの推進が実って、主要ブラウザへの実装が決定されるに至ったものです。
その波乱のドラマを、たいへん熱い思いで読ませていただきました。
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