2014年9月9日火曜日

口頭で指示をくれる人間は責任逃れする気マンマンである

という記事を読みました。

考え抜いた、明晰で、意識下にまで透徹した方針ならば、文書で伝えることに何のためらいもないはずです。

ウチはすべての指示と報告について、厳しく文書主義を採っています。文書化されていない指示や連絡は、存在したと認定しません。

口頭での指示や連絡は、口約束は約束ではないと考えている不誠実なひとびとにとって、とても便利なものだからです。

メールで質問をしても、返事を電話や口頭でくれたがるひとは、遅かれ早かれ、責任を逃れる気マンマンであると考えて間違いないないということは、何も僕があらためて述べるまでもなく、皆さん身近に心当たりがあることでしょう。

そういう企業風土が醸成されることを放置すれば、あらゆる活動は不透明となり、何が起こっているのか誰にもわかんなくなります。

先生、ベーグルはおやつに入りますか? 社員への食事無料支給に課税の動き

という記事を読みました。

ダイエット中の社員にとっては、ベーグルはおやつの域をはるかに超えるカロリーを有しており、十分に食事といえる、というのがお役人の見解。

しかしだからといって「ベーグル食べたでしょ? 食事時間なしでいいよね」と言ったら社員は怒るだろうというのが常識。

要は、企業が社員に食事無料支給すればそのぶん社員は食費が浮くので、実質給料であるというのがお役所の論法です。

青色申告にカロリー計算が含まれる日も近い?

メディアが伝えるジョブズ像は、アップルがうまくいった理由でない部分ばかりを伝えている。それをまねるヤツはバカである

という記事を読みました。

意識高い系の罠にはまると、
「顧客も自身気づいてない顧客の欲求に気づかせてあげる」
「情熱で社員をグイグイ引っ張る」
「デザインにトップのこだわりを120%遺憾なく投入する」
などという方向へつい行ってしまいがちです。

ジョブズを紹介するメディアの切り口にも、はっきりとそういうものが多い傾向があります。
これはなぜなら、意識高い系の人々がそういうジョブズ像の再生産を鑑賞したいと望むからかもしれません。

しかし上記のようなことばかりすれば、企業はふつう崩壊しますよ、という内容の記事となっています。

デトロイトの破綻もむべなるかな、と思わされるデトロイトの「工夫」

http://www.freep.com/article/20140905/NEWS01/309050185/Detroit-fire-pop-can-fax

消防署で、プリンタが事件を吐き出すと、出力トレイ上に置いておいたものが落ちて音を立てる、という工夫です。

デトロイトは破綻してお金がないので、現場はこういう工夫でしのいでいます、ということのようです。

プリンタがつながっているパソコンと、それにつながっているスピーカが映り込んでいます。

ちょっとした連携スクリプト(UWSCみたいな)を常駐させれば、事件受理画面に反応して、そのスピーカからいくらでも長時間、任意のアラーム音を鳴らすことができるのでは…?

とは誰もが思い付く点ではないかとおもいます。

だれもそれを思い付かないからこそデトロイトはデトロイトなのでしょうか…?