2014年9月19日金曜日

スコットランド独立なら、EUのデータ保護指令により、大量のデータの仕分けと移動に莫大なコストが発生の見込み

という記事を読みました。

EUのデータ保護指令についてはこちら
EU内の個人情報をEU外へ持ち出すことを原則禁止したものです。

英国は現在EUに加盟していますが、スコットランドが独立しても、そのスコットランドがすぐにEUに加盟できるわけではありません。

ということは、スコットランドにEU内(イングランドを含む)の個人情報を置いておくことは違法となるため、現在スコットランド内のデータセンターなどにある個人情報を、徹底して仕分けしなければならなくなります。

これは人力でやっても6割、機械で自動的にやってもせいぜい8割程度の正確性でしかできない作業とのことで、違法とならない10割仕分けを達成するには、莫大なマンパワーとコストが必要となります。

さらに事態を悪くするであろう事実は、スコットランドとイングランドは言語がともに同じ英語であるため、使用言語を手がかりに仕分けを行うという手段がまるで使えないことです。

しかも英国でも、EU加盟賛成派の議員はスコットランド選出議員が多く、スコットランドが独立すれば、イングランドでも政権交代が生じ、EU脱退へと進む可能性が高いと言われています。

今日の現地時間午前5時、カンボジア時間正午には大勢が判明します。

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