2014年9月5日金曜日

なぜ私はデング熱にかかったか または東南アジアでリゾート気分で半袖半ズボンで歩き回る人々



代々木公園の蚊で紗綾たむがデング熱にかかったりして日本ではにわかにデング熱ヤバイヤバイブームが起きているようです。

僕は2004年にカンボジアでデング熱にかかりました。

治療法もないので、1週間、ベッドでウンウンうなっているだけでした。

苦しみながら寝ている一人暮らしの部屋へ、当時のカンボジア人社員の女の子がそのお母さんと一緒に来て、まずいきなり部屋に殺虫剤をまかれました。
「勘弁して~!」
と思いましたが、よく考えれば、僕から蚊を経て感染するおそれがありますので、理にかなった行動といえます。

関係ないですが、ちなみにその女の子は、今は僕の妻ですが、そんなことは本題に関係ないのでとばします。

なぜデングにかかってしまったかというと、当時プノンペンの都心から割と近い郊外(スタン=ミアンチェイという地区)にゴミ集積場があり、そこへ仕事で、ゴミ運搬トラックごとゴミ重量を計測する装置のパソコンを直しに行ったとき、白昼、蚊に食われたことが、明らかに原因とおもっています。

通常、デング熱を媒介する蚊は、昼間活動します。
夜に活動する蚊は、通常、デング熱を媒介しません。

したがって、昼に蚊に食われないことが最大の予防策となるのは言うまでもありません。
夜も食われないほうが無難でしょう。

蚊に食われないためにもっとも有効な方法とは何でしょうか。
蚊取り線香は、その周辺に自分がいるときにしか効きません。歩きまわっているときにベープを持ち歩くわけにはいきません。
虫除けスプレーなどの皮膚につける薬は、すぐに揮発していまい、はっきりいって大した効き目ないというのが僕の実感です。

したがって、
肌を露出しないこと。
これに尽きます。

カンボジアはじめ東南アジアへいらっしゃる方や、住んでいる外国人(日本人を含む)のなかには、半袖シャツとか半ズボンで、肌を思いっきり露出してる方がけっこういますが、自殺行為であるといわざるをえません。

僕はほとんどつねに長袖長ズボンです。

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