障がい者を面接する際に担当者が質問するべきもっとも重要な質問とは何か?
という記事を読みました。
答えは
「あなたが能力を存分に発揮するために当社として必要な準備があれば教えてください」
とのことです。
経営は、弱みではなく強みにフォーカスするほうが、有利にたたかえます。
人事も、各社員の弱みではなく強みにフォーカスするほうが、有利に各人の力を引き出せます。
面接に来たひとがたまたま障がいを持っていた場合にも、同様というわけです。
disabilityではなく、abilityにフォーカスせよ、ということになります。
これは、たまたま障がいを持つひとを採用に至った場合の、その後の育成や評価についても同様です。
disabilityに着目せず、特別扱いもしないかわりに、もしそのひとのabilityに難や課題があるならば、他の社員同様、それをまっすぐ指摘してやらねばなりません。
それをしないことは、その社員の芽を摘むことだからです。その社員の成長の機会を奪うことだからです。
おもえばビジネスとは障害を克服する機会の連続であります。
個人的に障がいを持つ人々は、その経験を存分に経てきているため、実はビジネスマンとして最適のマインドを、採用時点ですでに有しているという考え方も可能です。
というような内容の記事です。
ほかにも、障がい者採用後の職場への受け入れのためには、本人の同意のうえで最初に質問会をやって、社員からこの新入社員への質問をなんでも受け付けてしまうのがベストだとか、さまざまな障がい者活用のコツ、メリット、事例、およびありがちな失策が記された記事となっており、たいへん興味深く読みました。
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