「この矩形のこの辺の長さはクメール語で何と言う? もう一つの辺の長さはクメール語で何と言う?」
とたずねたところ、
- 縦の辺の長さ:ទទឹង
- 横の辺の長さ:បណ្ដោយ
という答えを得たので、てっきり
- ទទឹង:縦の長さ
- បណ្ដោយ:横の長さ
という意味なのだと思い込んでいました。
しかし実はこれは、Tovnahのទទឹងの説明を見たら、
ប្រវែងខាងខ្លី
だそうですので、
- ទទឹង:短辺の長さ
- បណ្ដោយ:長辺の長さ
という意味みたいです。
たしかに、描いた矩形は、縦が横よりも短い、横に長い矩形でした。
ともに不正確であるとおもわれます。
よく考えたら、日本語「はば」も、決して横の辺の長さではなく、短辺の長さという意味ですので、クメール語と同じですね。
DTPのように、X-Y座標内における横(X方向)と縦(Y方向)の長さについて言いたいときは、縦の長さはកំពស់でもいいんじゃないかとおもいますが、誤解を招かないためには
- ប្រវែងX
- ប្រវែងY
とか、あるいはもういっそInDesign等の画面そのまんま「W」・「H」で覚えてもらうほうが早い気もしますね。
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