南旺理工: HubotのIRCアダプタをWindowsにインストールして設定する方法のつづきです。
http://nanorico.blogspot.com/2014/09/hubotircwindows.html
といっても前記事でほぼ終わってますが…。あとは確認だけです。
Hubot起動
HubotをZNC経由でIRCに接続させる場合はZNCにHubotのユーザーを作成し、そのサーバアドレス・ポート・ユーザー名・パスワードなどをWindowsのHUBOT_*環境変数として設定したら(前回記事参照)、コマンドプロンプトでHubotを起動します(前回記事参照)。
Hubotの名前は、ZNCで設定したNicknameになります。
「環境変数で指定したチャンネルへHubotが参加した」
というメッセージがコマンドプロンプトで出ることを確認します。
+iの場合には
「+iなので参加できません」
と出るので、あらかじめ、HexChatなどIRCクライアントを起動して、ZNCで設定したNicknameを/inviteしといてやります。
HexChatなどIRCクライアントを起動して、そのチャンネルにHubotがそのNicknameで入ってきていることを確認します。
たとえばZNCで設定したNicknameがcdrなら、HexChatなどIRCクライアント上でHubotに呼びかける際も、
Hubot xxx
ではなく
cdr xxx
とする必要がありますので注意が必要です。
※cdrはカンボジア大六の実際のHubotの名前です。
HubotとIRCの連携を確認
HexChatなどIRCクライアント上で
cdr help
と打ってみて、使えるコマンドの一覧が返されることを確認します。
cdr ping
とか
cdr image me 萌え
とかやってしばし遊びます。
HubotへのHTTPリクエストを確認
-dをつけずにHubotを起動した場合は、Webサーバが起動していますので、ブラウザから
http://localhost:8080/hubot/time
※ローカル以外で作業しているならlocalhostでなくサーバアドレス
へアクセスして、現在時刻が表示されることを確認します。
myhubot\scripts\httpd.coffee
内のres.endメソッドの応答メッセージやapp.VERBメソッドのrouteを変えて、そのつどHubotを再起動し、ふるまいが変わることを確認して遊びます。
逆に、
「勝手にWebサーバとか全世界におっぴろげ大公開してんじゃねぇよ!」
というシャイな方の場合は、-d必須です。
さあ、Hubotで僕とChatOps!
ここから先は、基本的にOSがWindowsか否かに関係なく、HubotスクリプトをHTTPリクエストやIRCやexecと組み合わせて書くことにより、さまざまなChatOpsを自由に実現できるはずです。
※execの部分はもちろんWindowsを考慮する必要があります。
ご清聴ありがとうございました。
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