2014年7月27日日曜日

ベトナムMANGA FESTIVAL 2014 [2日目]

ホーチミン市で25日から27日まで3日間開かれているMANGA FESTIVALの2日目へきのう行ってきました。
今回で5周年を迎えます。


会場はLý Thường Kiệt通りの11区側にある有名な屋内競技場Nhà thi đấu Phú Thọです。
入場料は9万ドン(約4.5ドル)。
雨でしたがなかなかの盛況です。
競馬場の敷地の一角にあるのですが、ひょっとして、いずれ競馬場全体を借りる日も来るかもしれませんね。

椅子はありません。


物販や宣伝のブースも多く出ています。
印象としては、日本・中国・タイなどからの輸入本や輸入Tシャツを並べているブースにはまったく人が寄り付いていませんでした。
本やTシャツはデータさえあれば読めたり作れたりしてしまうので、何も高い海外製を買う必要はないということだとおもいます。
プラ板やマグカップにキャラを印刷した手作りグッズに人が群がっていました。
まさに『フリー』の世界そのものです。

ガンプラブースが明かりこうこうとつけて営業していました。
テナントの電気代はどのような取り決めになっているのか興味あります。
ガンプラの価格帯は20ドル~100ドル程度。
ワンピースの船のプラモデルも何種類かあり、100ドル程度でした。

フィギュアのブースも多くありますが、現品販売もしくは予約輸入代行の形をとっています。
日本のヲタ技術の粋を集めたフィギュアについては、まだベトナム国内生産とはいかないようです。
輸入代行は、予約してから2週間ほどで届くと書いてあります。
だったら自分で輸入すればいいじゃんと思いましたが、詳しい方によれば、輸入(とくにベトナムの税関との折衝など)に関するノウハウがあるのだということでした。

サイゴンの街角で普通に売ってそうなぬいぐるみを売ってるブースや、UFOキャッチャー屋には、まったく人がよりついていませんでした。
オバチャンがひまそーにしてました。
時代から取り残されてしまいましたねという感じです。




輸入本はまったく振るわないのですが、ベトナム国内産の、同人誌はいくつか売られていました。
中身はもちろん全部ベトナム語です。

もう完全に商業誌だよねみたいな本もあります。
この『SOUL』5号は34000ドン(約6500リエル)。
全国オタクスポットにて販売中とのことです。

豪華88ページオールカラーです。
果たして元は取れているのか、それとも投資段階なのか、謎です。
広告はいっさい入ってません。
ざっと見るかぎり、記事広告やステマみたいな内容もなさそうです。

今売りは9号みたいです。


力の入ったコスプレ。中に人が入っています。


1ヶ所だけ、妙にひとのいない空間があったので、休みに行ったら、この方がこのようにすわっていました。
カメラがたくさん向いていました。
ここだけ空間があけてある理由がわかりました。
すいませんすいません。

レイヤーさんおおぜいいました。
ネコミミつけただけの簡単な子もいれば、完全に創りこんで世界入り込んだリキ入った方々もいました。

ステージでも、集まったレイヤーさんたちを上げて伝言ゲームをやらせたり、ショーをやらせたりしていました。
外国から呼んだゲストコスプレイヤーさんたちもステージで活躍していました。

そして、一眼レフ持った方々もけっこういました。
いまホーチミン市は、空前のカメラブームだそうです。


正面には、ホーチミン主席の写真が高く掲げられています。
ホーチミンさんの教えに従って学習&仕事しよう、みたいな標語が書かれています。
少なくともここにいる皆さんはみんな、自分の好きなものをとことん学び、創り、独立・自由・幸福をエンジョイしているようにおもいます。


ホーチミン市内のメイドカフェ「べと☆もえ」さんブース横で、この会場の光量だとTTLを使うかストロボの測光を使うかみたいな話をしながら、サッポロビール缶をいただき乾杯をしました。

べとはもえているか?

写ってるメイドさんは、30000ドンのソフトクリーム(バニラ/チョコ/ミックス)を宣伝しています。
台の上に立っていますが、実際は非常に背が低く、ヨッパライオヤジ(私)がソフトクリームお買い上げしたときの笑顔が可愛い子でした。
笑顔を見たい方は現場現物現認でお願いいたします。


会場が暗いので、外部ストロボ4本立てて撮影しているリキ入った方もいました。
技術的には完全に理にかなっています。
ただ、会場のこの一角を完全に私物化していますが、かたいことを言うひとはベトナムにはいないようです。
なお、なぜどこの国においてもヲタはこのファッションになってしまうのかは、永遠の謎です。

コミケ規則的なことでいえば、レイヤーさんたちもコスプレのまま来て帰ってました。
その点、電車・バスが中心の東京と違ってバイクやタクシーの移動は逆に便利かもしれません。
長モノも使いまくりです。

東京のコミケだと水分補給や栄養補給などのサバイバル面が非常に重要となりますが、ここではいろんな飲み物や食い物を売るブースが出ており、問題なしです。
東京のコミケには逆になぜないのでしょうか。法律の規制でしょうか。

ただし東京のコミケと大きく異なる点として、今回から全ブースが出展有料となったとのことです。
企業なのか同人なのかわからない、企業になりかけの同人みたいな団体が多数出展していましたので、線引きが難しい以上、やむをえない判断かもしれません。
逆に、東京のコミケでは企業と同人の線引きをどのようにしているのか興味がわきました。

同人の分裂は激しいようです。オタクカフェのスタッフがオーナーと喧嘩して新たなオタクカフェを開業したりもしているそうです。
ヲタは3人寄れば7つの派閥ができますが、プラスして南ベトナム人の気質のせいもありそうです。

ただ、南ベトナム人の気質ということについていえば、私は正直2000年に初めて南ベトナム人たちに接して以来ずっと、なにかといえば人を押しのけるひとたち、順番ぬかしするチャンスばかりを狙っているひとたちという悪い印象を持ってきました。
「押しのける」は物理的に、文字どおりです。
「順番ぬかし」は、スーパーのレジや、人生においてです。

しかしここマンガフェスティバルの会場では、これだけ多くのひとでにぎわっていながら、そのようなひとたちにはまったく出会いませんでした。
そのような嫌な思いを一度もしませんでした。

これは、南ベトナム人全体の気質が、若い世代ではより文化的になってきているのか?
それともヲタだけなのか?
わかりません。


サイゴン人のライフスタイルは夜に大きくかたよっており、家族でコンサート見に行くとか、恋人とバイクとか、夜になってから市民が街へ繰り出しはじめます。
このマンガフェスティバルについても例外ではなく、夜になってもまったく終わる気配を見せません。
よさこい演舞や、同人さん制作のボーカロイドのビデオコンサートで盛り上がったあとは、また何かのショーを始める気配を見せていました。

私はオッサンなので体力の限界を迎え、撤収しました。
熱いですねベトナム。

グーグルの自動翻訳向上に無償貢献したい方のために

Google Translate Communityを試してみました。

私が試してみたセクションは、「この訳は正しいですか?」に対し、YesかNoかを答えるだけという「Validate」セクション。
ほかに、訳を入れる「Translate」セクションもあります。

たしかに、微妙な訳語が多く出てきます。
複数の訳語が対立している言葉を選んで出してきているのでしょう。
そしておそらく、多数決で、今後の自動翻訳で採用される訳語が決定されるのだとおもわれます。

文法構造が大きく異なる言語どうしの自動翻訳がこのアプローチでどこまで改善されるかという問題や、文脈によって訳語は異なるという問題など、いろいろあるとおもいますが、あまりに可笑しい訳語については、このアプローチで抹殺されていくこととおもわれます。

途上国の消滅を迎える2035年へ向け、ニュース翻訳などのさまざまな単純作業を自動化する技術の整備が並行して進みつつあることは、生産性にとって非常に幸いであり、ひいては人類の幸福にとって非常に幸運なことであると感じます。

2014年7月26日土曜日

電話国有化法案、業界は反対で結束

電話のインフラ事業とサービス事業の両方を同一事業者が保有することを禁じるとともに、政府は事業を接収することができると定めた電話国有化法案につき、業界各社は反対で結束の構えです。
http://www.phnompenhpost.com/business/telecom-law-outrage

ホーチミン市のモーパラとバンコクのモーパラの違い

ホーチミンのモーパラにはベビーコーンがない。
にんにくもない。そのかわり刻み唐辛子がある。
ホーチミンは10種類ほどのアイスが食い放題に込み。
ホーチミンのモーパラはカワイイ美女がしきりにあくを取ってくれる。

私の中のサイゴン像が音を立てて崩れていきました。
私にとって、サイゴンとは修行をしに行く所でした。
こんなホスピタリティと笑顔のあふれるモーパラがある街は、僕の知ってるサイゴンでもTP.HCMでもないやい!

2014年7月25日金曜日

情報を正しく速くわかりやすく

というのがカンボジア大六のミッションです。

毎回言い回しは微妙に変わっています。
しかし大筋で毎回同じことを私は言ってるとおもいます。
どこかの時点で言い回しも固まるでしょう。

ミッションは、ある仕事が目の前にあるときに、それをするかしないかのクライテリアです。
たとえば「正しく」に合致しないある種の画像加工は除外されることになります。
たとえばウチでやるとかえって時間かかって双方ハッピーでない仕事は「速い」に合致しません。

逆に、このミッションに合致するならば、DTP以外の仕事でもやろうということです。
もちろんその次に、技術的にリソースがあるかとか、強みがあるかとかの判断が来るので、このミッションに合致するすべての仕事を実際にするとはかぎらないのですが。

たとえば会計管理や生産管理といったこともまた、このミッションに合致してきます。

2014年7月24日木曜日

Skype氏、請求先国とクレカ発行国の一致を見るように成長

会社の代表Skypeアカウントに私のクレカを登録してあり、緊急時に社員が私の携帯電話へSMSとか電話とかできるようにしてあるのですが、新しいクレカを登録しようとしたところ、はじかれてしまいました。

請求先住所をカンボジアにしてあったのを、日本に変更したら、通りました。

私のクレカは日本で発行されたものですので、どうやら、請求先国とクレカ発行国の一致を見るようにSkypeのフィルタリングが成長したようです。

以前は、同様に日本で発行された別のクレカで、カンボジアの請求先住所のまま、平気で払えていました。

なにごとも、だんだん規制は厳しくなっていくものですね。








なお、Skypeチャットから私の携帯電話へは、日本文字であろうとクメール文字であろうと送ることができて、文字化けされず表示されますので便利です。




理数系科目のない小学校へ子供を転校させました

長男(8)と二男(6)は、先日夏休み前まで、British International School of Phnom Penhという学校に通っていました。
完全に英語のみで教育を行う学校であり、生徒どうしの会話も英語で行われています。
私はこの学校に何の文句もなかったのですが、以下の理由で、もっと近所の学校に転校させました:
  • 学年上がるごとに上がってくる授業料のお値段がハイソすぎて、申し訳ないけど、払えません。今ぐらいのタイミングまでには、事業が東南アジア一のDTP業者となり、ここの学費ぐらい屁の河童の予定だったのですが、若干遅れが出ています。
  • 遠い。わが自宅はプノンペンの西の端。この学校はプノンペンの東南端にあり、通学にバイクで往復1時間を要しています。
  • 英国完全準拠を謳うカリキュラムのため、英国の植民地の島(私は名前も聞いたことない)の文物とか、はっきりいってどうでもいいことを暗記しないといけない。
  • 宿題の量が多く、親がみるヒマない家庭の場合には、家庭教師的なひとの存在が、学年上がるごとにほぼ必須の感じ。うちの子供はそういうサポートをわが家で得られていないので、とくに文科系科目において、順位が下がりはじめる気配が見えている。
  • 英語のみで教育を行うといっても、インターナショナルスクールというわけではなく、生徒のほとんどはカンボジア人であり、ごく少数の韓国系と南アジア系がこれに加わっている状態。多くはリッチ層であり、ランクルで送り迎えされている。ウチも本当は事業大成功して今ごろにはとっくにランクルで送り迎えしている予定だったのですが、以下同上。日頃の送り迎えやお遊戯会・運動会での、親がVIP動物園状態。
近所の学校というのは、本当に近所で、わが家から徒歩5分です。子供の脚でも10分かからないでしょう。

そして内容は、ひたすら英語教えるだけです。理数系科目も教えないそうです。
これはある意味、良いかもしれないと思いました。理由は:
  • 長男はこと算数においては所属学年より1つ上の実力を有するとの試験結果が出ており、おまえは俺かという感じで、授業でみんなと横並びでやるのは退屈そう。
  • もちろん将来、つまづくこともあるでしょうが、そのとき授業があると、授業進行に流されてしまうので、自学して、とことん、そのつまづき箇所を克服するほうがよい。
理数系科目ほど、修得の速度に個人差のある科目もありません。またこれほど、つまづく箇所が個人によって異なる科目もありません。

一般に、この記事の中段で
For years, teachers like Thordarson have complained about the frustrations of teaching to the “middle” of the class. They stand at the whiteboard, trying to get 25 or more students to learn the same stuff at the same pace. And, of course, it never really works: Advanced kids get bored and tune out, lagging ones get lost and tune out, and pretty soon half the class isn’t paying attention. Since the rise of personal computers in the early ’80s, educators have hoped that technology could solve this problem by offering lessons tailored to each kid. Schools have blown millions, maybe billions, of dollars on sophisticated classroom technology, but the effort has been in vain.
とあるように、マス授業による教育というのは本来、成立しえないものです。

成立しえないものを、成立するふりをしようと奮闘してきたのが、この百数十年間の「学校」というものの歴史です。

ただし学校にも必要性はあります。それは、先生の言うことを聞くことを覚えるということ(どんなに糞な教師であっても)。先輩との付き合い方を覚えるということ。いろいろな家庭環境や性格のクラスメイトとの付き合い方を覚えるということ。そして、後輩との付き合い方を覚えるということです。

振り返って、僕は小学2年の1学期まで、リオデジャネイロ日本人学校に通ったあと、2学期から、習志野市立向山小学校という超ローカル公立校に放り込まれました。

日本人学校というのは、言うまでもなく、海外に出た日本人の子女が通う学校です。僕が子供だった昭和40年代、海外に出る日本人というのは、エリート中のエリートでした(現在はその傾向は多少は緩んでいるかもしれませんが)。子供たちも、育ちが良く、お坊ちゃまお嬢ちゃま学校という感じでした。

それが一転、千葉県のとある公立校へ放り込まれてみると、さまざまな家庭環境の子供が通ってきています。乱暴な子供もいます。また、家へ遊びに行ってみると、実におもしろそうなものがたくさんある農家の子供もいます。ボロボロで壊れそうな官舎の子供もいます。先生もいろんな性質の先生がいました。これは僕の人間関係スキルに幅を与えてくれた環境だったようにおもいます。

理数系科目については、家でネットで学んでもらうのが良いとおもいますので、数日前、Metfoneのサイトのフォームで「ネット入りたい」と送りましたが、返事が来ませんね…。店に直接行くのがたぶん手っとり早いんでしょうね。