2014年6月29日日曜日

今日こんだけのことを達成した! が勝手に表形式に蓄積されるIFTTTレシピ集

人間というものは「今日は何を達成するぜ!」も大事ですが、もしかしてもっと大事なのは「今日(昨日)こんだけのことを達成したぜ!」という達成感であります。
日々の忙しさにかまけて、次から次へとこまごましたタスクをやっつけていると、えてして「はて、オラは今日いったい何を残したんだべ…?」というのがマジでわかんなくなります。

これは病む一歩手前です。

子供の頃僕らには、何を達成したかこまごまと把握してくれている大人がいて、つどつどほめてくれたものです。
大人の僕らは、明日のために、今日の自分を自分でほめてやらねばなりません。

しかし、そのことにあまり時間を割かれるのも困りますので、自動的に振り返り資料が作成されてほしいものです。

リンク先は、ToodleDoでの一日の達成をGoogle Driveに蓄積するIFTTTレシピ集です。 

Evernoteに蓄積、というレシピを書かれている方もいるのですが、ご本人もおっしゃってるように、Evernoteへ行ってしまうともうそのあと加工ができません。

その点やはりスプレッドシートのほうが、いろいろ組み替えたりフィルタしたりグラフ化したりして遊べますので、より自分ごのみの、自らをモチベートしやすい形態を模索できるようにおもいます。
https://ifttt.com/connect/toodledo/google_drive

7つの習慣と組み合わせたい、Time DoctorにAndroidアプリ登場

タスク志向の時間管理ツールTime DoctorについにAndroidアプリが出たとブログで発表されています。
主としてチーム向けの機能が多いですが、個人でも利用できます。

1週間使ってみたRescueTimeは大変便利で、かつ刺激を与えてくれます。
が、その難点をあえて挙げるとすれば、使ったソフトやサイトごとに生産性が一律に評価されることです。
一番びっくりしたのは、覚えのない時間になんかproductiveの棒が伸びているので見たらPocketだったことです。たしかにPocket使うひとは意識高いひとが多いとおもいますが、俺はすみませんがその時間Pocketでおーるじゃんるの記事を見ていました。
もちろん機械には、人間がWordで仕事をしているのか趣味の文書を書いているのかはわかりませんし、facebookで仕事上のメッセージをやりとりしているかどうかもわからないので、これは仕方のない限界です。
後から手作業で記録を修正することはできます。

また、どのタスクに何時間かかったかを紐付ける機能は、RescueTimeにもなくはないのですが、有料版の機能ですので説明を見た限り、後付けの機能という感が否めず、あまり直感的な操作とはいえない気がします。

Time DoctorはこれまでAndroid版がなかったので、触っていませんでしたが、説明を見るかぎり、このツールはもともとタスク志向で作られているので、対応タスクを都度明示的に指定させる仕様になっています。

また、現在私がAndroidアプリであるLifelog freeで行なっている、7つの習慣でいうところの、何時何分から何時何分まではどのロールと重要性に私があったかの記録も、タスク指定とからめることにより、Time Doctorで可能な気がします。

Lifelog free自体は、本当にログとる機能しかなく、その閲覧機能はきわめて貧弱です。CSV書き出しができますので、それをExcelなり何なりでご自分でいかようにでもご料理ください、というスタンスのソフトです。そのため、私はもう1年ぐらいこのアプリでログとっているとおもいますが、はっきり言ってとりっぱなしで、まったく振り返りとか利用とかできていません。

Time Doctorはレポート機能がいろいろあるようですので、この問題がお手軽に解決できそうな期待もあります。やっぱり振り返りがなければ、記録をとってもあんまり意味ないとおもいますので。

ただしTime Doctorは無料版はなく、30日無料トライアルがあるだけです。個人ユーザーの場合はそのあとは月額5ドルとなる由です。

毎朝ではありませんが、よく私が朝に近所の食堂で食べるクイティウ サッチ コー(牛肉米麺)が、1杯6000リエルです。露店や屋台ではなく、路面の建物の食堂です。ここで食っている客層は、隣のレファラル病院の医者や、近所の商店主など、プノンペンの比較的高収入な方々です。なにしろクイティウ サッチ コーが1杯6000リエルもするのですから。
5ドルはその3杯強ということになります。

結婚のデメリットばかりを言うひとが、同時に、新しいツールの導入をお客様に勧めていたりする

どんなに便利なソフトも、どんなにつながれるサイトも、どんなに効率アップするシステムも、実際に自分が使ってみるまでは、たとえどんなに試用体験記や「導入後1000日経ってわかったこと」などのブログ記事を読みあさっても、その本当の良さはわからないものです。

むしろ導入を勧められた側は、ありとあらゆるデメリットが頭に思い浮かんできます。「今やってるやり方が使えなくなる」「かえって不便になる」「現在のスキームでまったく困っていない」「コストがかかりすぎる」。

以下タイトルと同じなので中略。

J. P. Morganが女性の属性を価値低落資産と長期資産の2種類に分け、前者は早期売却かリースが賢い選択だ、と論じている逸話があるが、言い得て妙だとおもう。長期資産を有する妻は、もちろん自分と100%考え方も行動パターンも同じではないが、しかしだからこそ、夫にとっても長期資産となるだろう。

facebook利用時間、自己申告は実時間の6倍に

「あなたは一日にfacebookを何分使いますか」
という問いに対する回答は、実際に計測した使用時間の6倍にもなるという実験結果が紹介されています。

http://blog.reyjunco.com/comparing-actual-and-self-reported-measures-of-facebook-use

調査者は、このとてつもないかけ離れの原因の一つとして、SNSにふけることへの罪の意識が挙げられるのではないかという推測を記しています。

もちろん、だからといって安心してもっとfacebookを使いましょうということではなく、この調査は、自己申告に基づく社会科学的調査はどのくらい危ういか、という問題意識に発し、かつそれを劇的に証明しています。

SNSはしょせんSNSであり、これが実生活や生身の人間同士の交流や生産性に本来注ぎ込むべき時間を奪っているということについては、強調しすぎてもしすぎることはないとおもいます。

しかし…!

その意味でいえば、むしろ電子メールや業務チャットのほうが、仕事ではありながら第II領域の効果性に結び付かないという点において、SNSよりも危険という見方もできるかもしれません。

この記事を引用しているRescueTimeブログの記事によれば、人は平均して週に13時間を電子メールに費やしているとのことです。

といっても、facebookの利用を自粛することはできても、業務上の電子メールや業務チャットの利用をやめることは現実的ではありませんので、いかにその多くの割合を人に振り、残りを電子メール術で効率処理するかが勝負となることはいうまでもありません。