「あなたは一日にfacebookを何分使いますか」
という問いに対する回答は、実際に計測した使用時間の6倍にもなるという実験結果が紹介されています。
http://blog.reyjunco.com/comparing-actual-and-self-reported-measures-of-facebook-use
調査者は、このとてつもないかけ離れの原因の一つとして、SNSにふけることへの罪の意識が挙げられるのではないかという推測を記しています。
もちろん、だからといって安心してもっとfacebookを使いましょうということではなく、この調査は、自己申告に基づく社会科学的調査はどのくらい危ういか、という問題意識に発し、かつそれを劇的に証明しています。
SNSはしょせんSNSであり、これが実生活や生身の人間同士の交流や生産性に本来注ぎ込むべき時間を奪っているということについては、強調しすぎてもしすぎることはないとおもいます。
しかし…!
その意味でいえば、むしろ電子メールや業務チャットのほうが、仕事ではありながら第II領域の効果性に結び付かないという点において、SNSよりも危険という見方もできるかもしれません。
この記事を引用しているRescueTimeブログの記事によれば、人は平均して週に13時間を電子メールに費やしているとのことです。
といっても、facebookの利用を自粛することはできても、業務上の電子メールや業務チャットの利用をやめることは現実的ではありませんので、いかにその多くの割合を人に振り、残りを電子メール術で効率処理するかが勝負となることはいうまでもありません。
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