2014年9月20日土曜日

WindowsでHubotとIRCとHTTPリクエストの連携を確認する

南旺理工: HubotのIRCアダプタをWindowsにインストールして設定する方法
http://nanorico.blogspot.com/2014/09/hubotircwindows.html
のつづきです。

といっても前記事でほぼ終わってますが…。あとは確認だけです。



Hubot起動


HubotをZNC経由でIRCに接続させる場合はZNCにHubotのユーザーを作成し、そのサーバアドレス・ポート・ユーザー名・パスワードなどをWindowsのHUBOT_*環境変数として設定したら(前回記事参照)、コマンドプロンプトでHubotを起動します(前回記事参照)。

Hubotの名前は、ZNCで設定したNicknameになります。

「環境変数で指定したチャンネルへHubotが参加した」
というメッセージがコマンドプロンプトで出ることを確認します。
+iの場合には
「+iなので参加できません」
と出るので、あらかじめ、HexChatなどIRCクライアントを起動して、ZNCで設定したNicknameを/inviteしといてやります。

HexChatなどIRCクライアントを起動して、そのチャンネルにHubotがそのNicknameで入ってきていることを確認します。

たとえばZNCで設定したNicknameがcdrなら、HexChatなどIRCクライアント上でHubotに呼びかける際も、
Hubot xxx
ではなく
cdr xxx
とする必要がありますので注意が必要です。
※cdrはカンボジア大六の実際のHubotの名前です。

HubotとIRCの連携を確認


HexChatなどIRCクライアント上で
cdr help
と打ってみて、使えるコマンドの一覧が返されることを確認します。

cdr ping
とか
cdr image me 萌え
とかやってしばし遊びます。

HubotへのHTTPリクエストを確認


-dをつけずにHubotを起動した場合は、Webサーバが起動していますので、ブラウザから
http://localhost:8080/hubot/time
※ローカル以外で作業しているならlocalhostでなくサーバアドレス
へアクセスして、現在時刻が表示されることを確認します。
myhubot\scripts\httpd.coffee
内のres.endメソッドの応答メッセージやapp.VERBメソッドのrouteを変えて、そのつどHubotを再起動し、ふるまいが変わることを確認して遊びます。

逆に、
「勝手にWebサーバとか全世界におっぴろげ大公開してんじゃねぇよ!
というシャイな方の場合は、-d必須です。

さあ、Hubotで僕とChatOps!


ここから先は、基本的にOSがWindowsか否かに関係なく、HubotスクリプトをHTTPリクエストやIRCやexecと組み合わせて書くことにより、さまざまなChatOpsを自由に実現できるはずです。
※execの部分はもちろんWindowsを考慮する必要があります。

ご清聴ありがとうございました。

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