2014年9月20日土曜日

便利! Windows版HexChatはfile://を任意のアプリやWindowsでひらける

IRCでURL記述されたファイルを任意のアプリで開く


さっきこのことを発見したとき、僕は、飛び上がらんばかりに一人喜びました。

Windows版のHexChatでは、IRCメッセージ内にファイルのURLがfileプロトコルを用いて書かれていると、それをクリックするだけで、そのHexChatがインストールされているWindowsにおいてそのファイルの名前の拡張子に関連付けられているアプリケーションを用いてそのファイルが開かれることを発見しました。例:
file:///D:/Cambodia%20Dairoku/IMG%200005.JPG



たとえば拡張子「.jpg」にPhotoshopが関連付けられているWindowsにインストールしたHexChatでこのURLをクリックすると、
D:\Cambodia Dairoku\IMG 0005.JPG
がPhotoshopで開かれます。
※半角スペースについては、URLエスケープして「%20」としておく必要があります。でないと、リンクがその直前までになってしまいます。

ネットワークフォルダにドライブレターを割り当ててある場合も同様です。例:
file:///Z:/IMG%200005.JPG

ネットワークフォルダの場合も同様です。例:
file://DR02/DR02/IMG%200005.JPG

……当たり前?

いやいや、HexChatに出会うまで、これができないでさんざん悩んできたんですよ今まで…。

Internet Explorerでもできません。.jpgなどはどうしても、どうあがいてもブラウザ内で開かれてしまいます。

従来、LAN内でWindowsファイルネットワークを活用した共同作業のしくみを構築している組織は非常に多いとおもいますが、それを何の追加インストールも追加設定も不要でChatOpsに組み込める、大変便利な仕様となっています。

HexChatであれば、
「このファイル見てください」
「このファイル直してください」
と言ってURLを送れば、受け取った側はそれをクリックするだけで、そのファイルがしかるべきソフトで開くのです。

IRCでURL記述されたフォルダをWindowsで開く


一方、ファイルでなくフォルダへのURLの場合には、クリックすると、Windowsでこのフォルダが開かれます。

これも、一見当たり前ですが…。

ブラウザですと、Internet Explorer以外では、この挙動をさせることはほぼ不可能です。

DTPではリンクファイル、プログラミングではプロジェクトファイルなど、さまざまな分野において、複数の依存ファイルがフォルダ内にまとめられている作業というのは多いものです。

そのような場合に、
「このフォルダ内のファイル群を直してください」
とメッセージが来て、クリックしたとき、ブラウザ上で開かれても困ってしまいます。

HexChatであれば、
「このフォルダ内のファイル群を直してください」
と言ってURLを送れば、受け取った側はそれをクリックするだけで、そのフォルダがWindowsで開くのです。

セキュリティリスク


ブラウザでこうしたことができないのには、もちろん正当な理由があります。
ローカル(LAN内含む)のファイルを外部から勝手にいじられたり、変なプログラム(マルウェア)や致命的なコマンドを外部から勝手に実行されたりする危険がある、というものです。

できないというより、あえてできないようにしてあるのです。

IRCの場合も、同様のリスクがあるかもしれません。
運用の際はご注意ください。

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