2014年7月17日木曜日

GUIの終わり、PUIの始まり ロボット型タブレットJiboは、身体ユーザーインターフェースのさきがけだ

「情報の海を家庭へ繋ぐ方法は、スタートレックのような冷たいコマンドであってはなりません」と語る彼女。

http://www.wired.com/2014/07/jibo-family-robot/

オトコノコの僕は、スタートレックのほうがいいじゃないかとおもってしまう。
が、家庭ではたぶん、彼女の言うとおりだろう。

彼女が開発しているのは、いわば身体を持ったタブレット。
30cmほどの身長のロボットが、人間的な傾聴姿勢であなたの発声するコマンドを聞き取ります。

この姿勢の変化は、ユーザーに対するひとつの、リッチな視覚的出力たりえます。
Physical User Interfaceをデザインする仕事が生まれようとしている。

出力のみならず、入力も、ロボットの身体に対する、ヒトの手の触れ方、やがてはもしかしたら身体全体での相互作用によって、自由に定義できるようになることも、容易に想像ができます。

視覚出力が二次元平面上でのみというGUIの時代がかつてあったよね、と振り返って語られるのは、そう遠い将来ではないかもしれません。

その頃には、PUIを持たない、GUIのみのソフトやサービスは、いまのCUIしか持たないそれらのように、硬派なオトコノコだけが愛用するものになっていることでしょう。

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